介護現場で行うレクリエーションについて
介護施設でのレクリエーションで脳トレやクイズを活用すると、頭を使うので脳を活性化させます。
例えば、簡単な計算を素早く行うゲーム、ことわざや漢字を使ったゲーム、パズルなどが挙げられます。
特に、言葉遊びや計算などは、非常に人気です。
これらのレクリエーションは、認知症予防にも貢献します。
また、既に認知症になっていても症状の進行を遅らせることが期待できるので、積極的に取り組むことが重要です。
なお、認知症の方は認知能力が低下しているので、ルールが複雑だと参加が難しいため、直感的なものや簡単なルールのものが良いでしょう。
レクリエーションで体を動かすことは、機能回復に繋がります。
日中に適度に体を動かすことは、食欲増進や快眠に繋がりQOLを向上させます。
介護現場でこのレクリエーションをする場合は、リハビリのように体を動かすことだけを目的にせず、ゲームの要素を入れた楽しいものにしましょう。
義務ではなく、自発的に取り組めるので、リラックスして行えます。
車椅子の方が行う場合は、座ったままで手足を動かすようなダンスや体操などがオススメだと言われています。
ハサミや針や糸などを使った工作をして手や指先を動かすと、脳を活性化させるのと同時に、参加者がどれくらい手先を動かせるかの確認にもなります。
他にも、お手玉や紙鉄砲など懐かしい遊びをすることで、手先を動かしつつ子どもの頃を思い出して楽しむことが出来ます。
工作をした場合は、館内や部屋に飾ったり、家族にプレゼントすることで、達成感や参加意欲を向上させられます。
また、作品をバザーなどで販売して、社会参加へ繋げるという取り組みもあります。
>>>参考URL(http://recreationmaster.com)